もうすぐ「ただいま」って言うよ

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4分26 / ボーカル使用ライブラリ : 赤咲湊(CeVIO)

初めて帰省する息子の歌。
銀咲用に曲を作っていたら、どう好意的に聴いても赤咲向きの曲にしかならなかったので、同じ曲に歌詞を二通りつけて対応しました。結果オーライ…になっていたら幸い。対になる、迎える父Ver.もあります。

初公開日 : 2017年3月

歌詞

ちいさな駅舎、人影すくなく
うだるような暑さに足は重くなる
青い空には、入道雲ひとつ
降りやしないだろう
ゆっくり歩こう
 空や街並みを眺めるなんて
 都会のなかでは忘れがちでさ
 思い出を探しながら
 遠回りして歩くのも、いいな

いなかなんて、なにも変わらない
そう思っていたのに、案外、違ってた
新しい家に、見知らぬ人たち
いなくなった人とか、つぶれた店とか
 そのなにもかもが、まざり合わさり
 新しい景色を作り出してる
 そんなこと、外に出なきゃ気づけなかったなんて
 さみしいな

子どものころ、オヤジの生まれたふるさとへ帰って
ふるい街にアンタの見せた顔を
いま、僕もしてるようだ

遠くにあって想い寄せるもの
それがふるさとさ、そんなふうに聞いていた
いまの僕には、まだちょっとわからないけど
確かなのは
同じ思い出の先を語り合う
そんな人のいる場所へ帰ることが
できるしあわせ、かみしめてたい

…あっ、雨が降り出したよ
まだ寄り道したいけど…
やっぱり、家(うち)まで走ってこう