4分26 / ボーカル使用ライブラリ : 赤咲湊(CeVIO)
初めて帰省する息子の歌。
銀咲用に曲を作っていたら、どう好意的に聴いても赤咲向きの曲にしかならなかったので、同じ曲に歌詞を二通りつけて対応しました。結果オーライ…になっていたら幸い。対になる、迎える父Ver.もあります。
ちいさな駅舎、人影すくなく
うだるような暑さに足は重くなる
青い空には、入道雲ひとつ
降りやしないだろう
ゆっくり歩こう
空や街並みを眺めるなんて
都会のなかでは忘れがちでさ
思い出を探しながら
遠回りして歩くのも、いいな
いなかなんて、なにも変わらない
そう思っていたのに、案外、違ってた
新しい家に、見知らぬ人たち
いなくなった人とか、つぶれた店とか
そのなにもかもが、まざり合わさり
新しい景色を作り出してる
そんなこと、外に出なきゃ気づけなかったなんて
さみしいな
子どものころ、オヤジの生まれたふるさとへ帰って
ふるい街にアンタの見せた顔を
いま、僕もしてるようだ
遠くにあって想い寄せるもの
それがふるさとさ、そんなふうに聞いていた
いまの僕には、まだちょっとわからないけど
確かなのは
同じ思い出の先を語り合う
そんな人のいる場所へ帰ることが
できるしあわせ、かみしめてたい
…あっ、雨が降り出したよ
まだ寄り道したいけど…
やっぱり、家(うち)まで走ってこう